日本三大花火で有名な、長岡花火を久々に見て参りました。有料席になってからは初めて行きました。県外からの友達も来てくれることとなったので、張り切って抽選に挑んだものの、1回目は見事外れヽ(^o^)丿。。。
残席の販売で、北エリアと陸上競技場席が余っていたので、今回は北エリアから観覧しました。
北エリアは一番お値段が安く、自由席なのでどんなものかわからなかったのですが、来年以降の参考になればと思い、ここに書き残します。
長岡花火について
長岡花火は、秋田の大曲花火、茨城の土浦花火と並んで日本三大花火と称される長岡市が誇る花火大会です。
1879年に最初の花火大会が行われ、1926年には既に正三尺玉花火が打ち上げられていた模様。
第二次世界大戦で花火大会は中止に追い込まれたものの、1945年の長岡空襲による犠牲者の慰霊のために復活した花火が今の長岡花火の起源になっているそうです。
~公式HPより~
毎年華やかに繰り広げられる「長岡まつり」 その起源は、長岡の歴史に刻み込まれた、
最も痛ましい、あの夏の日に発しています。
昭和20年8月1日。
その夜、闇の空におびただしい数の黒い影
―B29大型爆撃機が来襲し、午後10時30分から1時間40分もの間にわたって市街地を爆撃。
旧市街地の8割が焼け野原と変貌し、燃え盛る炎の中に1,488名の尊い命が失われました。
見渡す限りが悪夢のような惨状。言い尽くしがたい悲しみと憤りに打ち震える人々。
そんな折、空襲から1年後の昭和21年8月1日に開催されたのが、長岡まつりの前身である「長岡復興祭」です。この祭によって長岡市民は心を慰められ、励まされ、固く手を取り合いながら、
不撓不屈の精神でまちの復興に臨んだのでした。
2004年に発生した中越沖地震以来、復興祈願のフェニックス花火が恒例となり、復興と平和への祈りの花火として定着しました。1回は生で見てほしい素晴らしい花火です(^^)/。
余談ですが、復興祈願だからフェニックス花火なんだと特に疑問を持たずに生きてきたのですが、長岡市の市章が不死鳥だからフェニックスなんですね( ゚Д゚)。
戊辰戦争で壊滅した土地からの再生を意味しているそうです。あと長岡の「長」の文字。

戊辰戦争、長岡空襲、中越沖地震、豪雪地帯と災禍に見舞われる地域ではありますが、堪え難きに堪え、黙々と忍耐強く辛抱強く暮らしている誇り高い地域だと本当に思います。
北エリアからの観覧
さて、北エリアからの観覧についてです。
北エリアは、駅と反対側のBエリア川沿いで、エリアだけ指定されていますが、自由席です。
一番値段が安いだけあって、打ち上げ場所から遠い遠いヽ(^o^)丿。
果たしてちゃんと見えるのかと一抹の不安を抱えながら、情報収集をしました。
ネットで調べたところ、大手大橋に近すぎると橋でスターマイン(長岡市民は、スターマインと呼ばずにベスビアスと呼ぶそうです( ゚Д゚))が見え辛く、かといって赤十字病院側に寄りすぎると木というか森で見え辛いとのこと。
ベルナール(結婚式場)の横がベストという結論に至りました。
開場は15時だったのですが、念のため11:30には「入場口110」の川沿い芝生側に並びました。この時点で前から20組程度。
※ 川沿い芝生側、アスファルト、アスファルト後ろ芝生側の3列で待ちます。待っている間に、警備の方に聞いたところ、おすすめは川沿い芝生側とのことです。

この写真だと分かりづらいのですが、川沿い芝生側は一番奥から3段になっていまして、2段目の真っ平な場所を確保して花火を見ました。おそらく、一番奥の真っ平らなところは、木でスターマインが見えないと思います。かといって、斜面だと飲み物は転がり、自分も斜めになるので辛いかと。
下手に芝生一番奥になるくらいであれば、アスファルトの一番川側のほうが綺麗に見えると思います。逆に、アスファルト後ろの芝生側だと、トイレの行列に並ぶ人でよく見えないと思いますので参考に。

↑ 待ってる間はこんな感じ。熱中症対策は万全に。
15時に会場し、場所を確保したら、近くのイオンにみんな避難してましたヽ(^o^)丿。キッチンカーとかもたくさん来てて楽しい。イオンが売れに売れてて経済廻ってる感じがしてうれしい。
長岡花火
花火の開始は、手向けの白菊3発。長岡の天才花火師嘉瀬誠次氏がシベリアに抑留された戦友の慰霊に手向けた鎮魂の花火。「世界中の爆弾をすべて花火に変えたい」との思いが込められているそうです。
お決まりのアナウンス「打ち上げ、開始でございます」が響いて始まりましたが、打ち上げ場所から離れた北エリアからも普通によく見えました。音の波動がすごいヽ(^o^)丿。これ、マス席とかスポンサー席とかすっごい波動なのでは。

フェニックスとか川沿いにある企業のスポンサー花火は目の前で上がります。この距離からも見切れたヽ(^o^)丿でかいー。
やっぱりフェニックスが一番心に残りましたね。久々にジュピター聞いたけど名曲。ちょっと涙でそうになった。ちなみに、花火が終わった後に知ったのですが、1匹だけ青いフェニックスがいるらしいですよ。見つけると幸せになれるそう。今年は見つけるの簡単だったそうです。全然気づかんかったヽ(^o^)丿。


あと、天地人花火もよかった。急に大河始まって何事かと思いましたが、雄大な音楽に乗せて綺麗でした。他にも、スポンサー花火が、自社のイメージで作ってるのみるのも楽しい。コメリとかさすがでした🐦
なお、北エリアからだと、さすがの正三尺玉花火もやや小さく見えました。
フェニックスは非常に良く見え、ベスビアス花火は気持ち小さいですが、問題なく見え、三尺玉は小さいなと感じました🎆
また、今年は長生橋が改修でナイアガラが見れなかったのですが、オリンピックカラーにライトアップしてくれました。帰り道、規制中の道路のど真ん中を大手を振って歩けるのも何気に楽しい。

帰りのことを考えると、やっぱり駅側のAエリアがよいと思いますが、北エリアでも十二分に楽しめました。でもやっぱり当たるなら一回はメイン会場のほうで観てみたいな(^^)/。
北エリアであの大きさだから、メインのほうだとどれほどなのだろうか。波動を感じたい。
来年再チャレンジできたらいいな。 でも、柏崎か片貝の花火も観てみたい。新潟県民は花火大好きだなぁ。
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